yoshinobunakamura’s diary

余生(第二のチャレンジ人生)をいかに生きるか考える為にブログを立ち上げてみました。

中国雲南省昆明(クンミン)の旅

2001年4月28日より5月5日まで、バンコク経由にて行って来ました。

中国では5月1日のメーデーから1週間国民の休日とかで日本のゴールデンウィークと同じようで、観光地は人の群れでごった返しで、この期間中は中国国内旅行は避けた方が賢明なようです。

さて、クンミンですが雲南省省都で人口370万の大きな都市です。標高1,891mの盆地で1月の平均気温が8,5度C、7月の平均気温が19,9度Cと気候が穏やかで1年中花と緑の絶えない暮らしやすい所で、太古から人が住着き、たくさんの少数民族が暮らす街なのです。中国ビザはHISで10,500円、タビックスジャパンで9,000円当然安い所にお願いしました。1週間はかかります。4年前はスタンプでしたが、高級なシールになってました。

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 タイトルは有名な観光地石林にてのスナップです。

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泊まった所は茶花賓館、デラックスルームは一杯で、スタンダードルーム、ツインベット、バスタブ付きで100元(1,500円)。敷地内にあるJIXIN YUNNAN FLAVOR レストランは夕方7時から少数民族の踊りがあり食事しながら見ることができる。舞台が終わってからは民族衣装を着た男女がお給仕をしてくれる。残念ながら店内撮影禁止。

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ちょっと分かりにくいのですが、昆明駅です。右奥が駅舎です。

昆明から100キロのところにある石林へは鉄道で行きました。往復30元です。デラックスな専用車輌がありました。石林観光車輌に乗っていると、1日ツアーの観光代理店の男女が勧誘に来ます。すぐ日本人とわかるのでしょう、少し日本語話せるおにいちゃんが、私の所に来ました。昼食付きガイド付きで130元です。隣の欧米人へは英語が話せる人が盛んに勧誘です。うまくシステムできてます。

私が参加したツアーは中国人40人あまりと他に1人の日本人の大学院生がいました。石林駅に到着したらバスに案内され、列車内で勧誘に来た人がガイドで、名所旧跡と言いますか要点の場所では他の多くの中国人へ説明をしてから、2人の日本人の為に50パーセントの確率で理解できる日本語で説明してくれました。

昼食付きとの事で、あまり期待していませんでしたが、大きな建物のレストランで皆で、ターンテーブルを囲んでの本格中華で美味しかったです。中国人は昼食は大切にするんですね。

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車中からのスナップです。田植え風景です。私が子供の頃田舎で見た様子そのままでした。手植えですね。

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冒頭でも触れましたが、中国のゴールデンウィーク期間中の中国の観光地は人が多くてこんなです。ほとんどがツアーの団体さんで、識別はオレンジ色とか黄色のお揃いの帽子とか、胸のワッペンとか様々です。人の多さで疲れます。けど、中国人民の観察にはいいのかもしれませんね。軍人とか家族連れとかいろんな階層の方々と会えます。

石があるとそれに文字を彫るのはいかにも中国的なのでしょうか。

石林地区は、日本では山口県秋吉台秋芳洞を規模を大きくしたような所です。地下にも鍾乳洞があり、そこも観光コースに含まれます。

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変身スタジオの屋外版です。奇岩の前で各々の少数民族の貸衣装屋さんが居て、着せてもらい記念写真の撮影です。

中国の一人っ子政策は徹底していますね。とても可愛がるのはいいのですが、弊害が出て来るのではと心配してしまうほどの過保護で可愛がりように見えました。

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市内から8キロ地点にある雲南民族村での写真です。フリーパス券45元です。

イ族、ペー族、ナシ族、ハニ族など12の民族が昆明に住み、雲南省全体では25の少数民族が住んでいるそうですが、彼等の住居や生活様式を見ることができるテーマパークです。各地で民族舞踊が行われています。写真は白族のショーです。

 

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モンゴル族の踊りです。バックの建物もモンゴル様式です。チベット様式みたいですね。似てるのかな?

 

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昆明のおもかげを今に伝える東寺(左)と西寺(右)。13層のレンガ造りの仏塔で東寺塔が40,53m、西寺塔が31m。南詔国時代(824-874年)に建立。

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昆明市博物館にある大理国時代(937-1253年)の経幢。仏教の経文を刻した六角形の石柱、底部は8角で高さは8.3m。基底部は須弥座で般若心経が彫られている。第2層には四天王が、第3層から7層には5cmから1mまでおよそ300の仏神像が刻まれている。

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基底部に般若心経が彫られているのですが、写真に撮ると良く見れませんね。

全体がすばらしいもので、感動しました。

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昆明市の郊外12キロの山の中腹にある、きょうちく寺(漢字がでない)。中国読みはチオンジュースー。雲南地方最古の禅宗寺院で、元朝が雲南を征服したあと(13世紀)に創建された。ガイドブックに書かれてあったように、中にある五百羅漢像はすばらしいものでした。1m前後の像なのですが清時代制作の最高レベルと言われ、一つとして同じ姿のものはなく、表情も豊かで色彩もすばらしいものでした。残念ながら撮影禁止です。建物の写真を撮っているだけで坊主が、恐い剣幕で中国語まくしたてるものですから、隠し撮りもできませんでした。