yoshinobunakamura’s diary

余生(第二のチャレンジ人生)をいかに生きるか考える為にブログを立ち上げてみました。

店のお客さん(中年男性)から「小野田寛郎」って知っているか?と聞かれました。

最初びっくりして、よく理解出来ていなかったのですが、よく聞きますと、キーワードはアメリカ軍と戦った日本軍兵士、フィリピン、30年、で思い出しました(笑)。最近何かで放映されたのかな? あるいはYouTube でも観られたのかな? 日本帝国陸軍の最後の兵士(戦後30年経っても戦闘を継続、上官が任務解除を伝えに来てようやく投降)、ブラジルに移住し小野田牧場経営、その後日本で青少年の為の小野田自然塾を設立された小野田少尉の事だったのです。

私に話してくれたカンボジア人は小野田さんの事を素晴らしい日本人として評価してくれました。私も同感です!

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手足隅々まで姿勢が素晴らしい!不屈の人!

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晩年の小野田さん、笑顔がステキですね!

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カンボジア人から小野田少尉の事で聞かれようとは思いもかけませんでした。

 小野田さんが帰国される2年前に横井さんが長期残留日本兵として帰国されたのですがその際には私自身は無感動でしたが、小野田さんの時には強烈な印象を持っていました。

立ち居振る舞い、まさしく最後のサムライ、最後の戦士と呼ぶにふさわしい人でした。その後の小野田さん、戦前と大きく価値観が変貌した日本社会に馴染めない姿、小野田さんの言動に共感する私自身の考えもありました。

改めて、小野田さんの名言語録を読んでみました。(ネットにたくさんあります)

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「どうせ終わりが来るなら早く死んだ方が楽といって自決する気にもならなかった。やってみなくちゃわからないんだから。死を選ぶより、まずやってみることの重要性」

 

「戦いは相手次第、生き様は自分次第」

 

「生きることは夢や希望や目的を持つことこれらは教えられたり強制されたりして湧くものではないではない、自分で作り出すしかない、甘えてはいけない」

 

ニートとかフリーターの多いことに驚く、もう子供でもないのに、親の背中を見ていないのだろうか、それとも親がペットの代わりに飼っているのだろうか疑いたくなる、人は必ず老いる」

 

「いつ死ぬかは誰もコントロールできない。これはもう、しょうがないですね。命は天にありです。でも、体は我にあり、で健康管理は疎かにできません。」

 

「馬鹿な人は嫌いだ。馬鹿な人とは頭のわるい人のことではない。自分勝手で思いやりや常識のない人のことだ。人は1人では生きられないのだから」

 

「今の日本は自己主張をしなさすぎだと思います。こんなだらしない国にするために命を懸けて戦争したわけじゃない」

 

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小野田寛郎さんの記事、記録映像はネットに、また YouTube にたくさんあります。カンボジア人から訊かれて戸惑う前に改めてご覧になるのをオススメします(笑)。数学者であり作家の藤原正彦氏が言われるところの『品格』、品格ある日本人の1人だと私は評価しています。

 

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